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相続税の払いすぎに注意!相続税の還付が出来るかも!?

相続税を払った人の中で、払い過ぎている可能性があるという事をご存知ですか?
特に相続税を払いすぎている可能性が高いのは土地を相続した方です。

では、なぜ過払いが生じるのでしょうか。

土地の評価は税理士に依頼するのが一般的ですが、実は税理士にとっても困難なものだからです。

土地の評価が困難な理由

①税理士の経験不足

理由としては第1に税理士の経験不足があります。
登録されている税理士の数は約7万人ですが、相続税の申告は年間約5万件に過ぎません。
つまり、1年で1人の税理士につき1件以下しか扱っていない計算になります。
これでは実務を経験することが出来ず、依頼するのに不安が残ることになります。
特に土地の評価については、税金に関する知識だけでなく不動産に関する専門知識が必要不可欠です。

②全く同じ土地が存在しない

第2に、土地の状況は千差万別であり、全く同じ土地は存在しないためマニュアル化できないという理由です。
従って、土地の評価はとても複雑です。
その為、減額要因となるポイントを見逃してしまい誤った土地の評価によって相続税を多く払い過ぎたケースも存在します。
実際に国税庁の統計データでは、1件あたり平均で約1,200万円もの相続税が還付されています。

③相続税の過払いに対する還付のお知らせが税務署からこない

過大に相続税を納めても税務署からのお知らせはありません。
過少申告の場合は税務調査の後に修正申告をするよう要求されますが、相続税評価額の引き下げが可能であることを税務署が認識していたとしても、それを相続人に告知することはありません。
そのため、相続人が過大に相続税を納付したままのケースも発生します。

例えば、広大地の評価・市街地山林等の土地評価引き下げを適用できる事がありますが、土地の評価額を引き下げずに申告してしまい、相続税を多く納付している場合があります。

広大地の評価は最大65%引き下げられるので、適用の有無で相続税の額に大きな差が生まれます。

では、相続税の還付がある人はどんな人?

下記の内容に1つでも当てはまれば還付の可能性が高いです。

この内容が当てはまる方は意外といらっしゃるのではないでしょうか。

また、「税理士」と一言に言っても得意分野があります。
相続専門の税理士」に頼むことをおすすめします。

相続税の申告期限

相続税の還付期限は申告期限から5年以内

相続税の申告期限は被相続人の死亡した日から10ヶ月で、相続税の還付期限は申告期限から5年以内です。

相続人のうち、1人のみでも請求を行うことは可能です。

また、必ずしも最初に申告を担当した税理士が関与しないといけないわけではありません。

準確定申告の期限は4ヶ月

生前確定申告をしていた場合、所得税の確定申告も必要な場合もあります。

また、申告書の提出義務がなくても、準確定申告をすることで還付金を受け取ることが出来る場合があります

例えば年金収入の場合、毎月税金が源泉徴収されていますので、申告することで払いすぎた所得税の還付を受けられることもあります。

準確定申告の期限は4ヶ月です。

準確定申告書には、各相続人の氏名、住所、被相続人との続柄などを記入した付表を添付し、被相続人の死亡当時の納税地の税務署長に提出して下さい。

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