遺産相続手続きや節税の方法を税理士が解説|相続お助け110番

遺族のために!少しずつ進めたい生前整理

自分が人生の終わりを迎えた時、遺族がなるべく困らないようにする事、また自分の終末を自分自身で決める事、それが終活の役割として広く知られています。

少しずつ時間をかけて身のまわりの物を整理して、身も心も軽くなった状態で人生の最晩年を迎えられるようにするための活動です。

このような整理は、近年では生前整理という名称でも知られていて、高齢になる本人だけではなく、その子どもたちも含めて協力して取り組むべき行動だと認知されるようになりました。

身のまわりの物を整理することは、広い家に住んでいる人ほど重要です。

収納スペースが広い分、物が多い傾向にあるからです。

また、遺族には価値がわからない物が収納してある可能性も高いため、持ち主が率先して整理作業に加わる必要があります。

生前整理をする時のコツ

具体的な整理作業に入る前に理解しておきたいのは、「一気に作業を進めない」ということです。

家の中の物が急に少なくなると、さびしい雰囲気になってしまいます。

最低限の家財道具だけで生活することが生前整理の目的ではありません。

老人ホームへの入居が決まったなどの事情がない限り、少しずつ、かつ着実に作業を進めるようにしましょう。

生前整理するにあたり、まず着手したいのは食器(調理器具)類と衣服です。

日常的に使わない食器(調理器具)は処分対象です。

また、スーツ(ネクタイ)や着物は着る機会が少ないでしょうから、冠婚葬祭用をのぞいて処分の対象になる物が多いと考えてください。

「捨てる」以外の選択肢を考える

「物を整理(処分)する」と聞くと、どれも大事に思えて決断しにくいかもしれません。

「残すか・捨てるか」と考える前に、「新しい持ち主を探せないか」と考えましょう。

知人に譲ったり、中古品の販売業者に買い取ってもらうこともできます。
ご自宅まで訪問してくれて、無料で査定も行ってくれる業者も多いので利用してみてください。

比較的新しい品、保存状態の良い品であれば、新しい持ち主が見つかる可能性があります。

どうしても整理の是非を決断しにくい時は、「その品を過去3年以内に使う機会があったか」を考えてみてください。

3年以内に使わなかった(その品を意識しなかった)なら、おそらく今後も使いません。

思い切って処分しましょう。

あまり使わない品だけど、捨てるのはためらわれる

使ったけれど回数がかなり少なく、処分がためらわれる品は、別に用意したダンボール箱に収納してください。

収納した日付を書いておき、1年が経過しても使わないなら処分しましょう。

農業を営んでいた場合

趣味または兼業として農業をやっていた場合は、農作業に使った機械(田植え機、稲刈り機など)の整理も進めましょう。

高齢になるほど機械が必要な農作業からは引退しているでしょうから、必要な物かどうかの判断がしやすいはずです。

「自分はもう使わないけど、誰か他に使う人がいるかもしれない」という場合は、インターネットで無料で査定してくれるサイトもあるので、試しに査定してみるのもいいでしょう。

生前整理のメリット

生前整理をする事で懐かしい写真や思い出の品が見つかったり、広くなった我が家で気持ち良く過ごす事ができます。

また、生前整理は1人では難しい場合もあります。

子どもや孫と一緒に、賑やかに生前整理をするのも楽しいですね。

終活の一環!相続を「争続」にしないために

相続対策を何もしていなかった場合、相続人間で相続争いが起こる場合があります。

例えば、居住用の不動産や、賃貸アパートは今後の生活の礎を次世代に引き継ぐ役割を果たします。

単純に税額を抑えることに注力してしまうと、後になってから相続人間でのトラブルにつながることが多々あるのです。

将来的な相続を念頭に置いて、その後の生活を守っていくことが「いい相続」になります。

では、「いい相続」をするためにどのような事をすればいいのでしょうか?

節税(相続対策)するための手順

まずは全体の財産を把握する必要があります。

具体的には不動産、預貯金、有価証券などの資産に関しては現時点での財産評価を実施するだけではなく、
借入金などの負債に関しても把握する事が「全体の財産を把握する」という事になります。

そうする事で相続税額の試算が可能です。

現状の相続税額が算出できたら、土地活用や数次相続対策などを念頭に置いた節税プランを作成しましょう。

また、節税だけではなく、先程例に挙げた「居住用の不動産をどのように相続させたいか」など、相続人の将来的に効果的な相続プランを考える事も大切です。

ここまでの相続対策を一人で行うには時間も労力もかかります。
煩雑な計算なども必要です。

そこで相続の専門家に依頼するという事も選択肢の一つとして考えておきましょう。

今から相続対策するなら「いまから相続対策」

「いまから相続対策」は先述した試算や節税プランを一人一人に合わせて考えてくれるサービスです。

「一番節税できるプラン」だけでなく、ご本人様が「どんな風に相続させたいか」というご希望も親身にお聞きし、ご提案致します。

相続に対しての不安や悩み、疑問など、何でも相談に乗ってくれるのも特徴です。

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