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相続時に必要な戸籍謄本は何がある?

相続時に必要になる戸籍の種類は?

相続の際必要な戸籍の種類は、「戸籍謄本」「戸籍抄本」「改製原戸籍」「除籍謄本」があります。

どのようなものかをそれぞれ詳しくご紹介します。

戸籍謄本と戸籍抄本の違いは?

「戸籍謄本」、「戸籍抄本」とは、現在役所で管理されている戸籍のコピーです。

基本的に必要なのは「戸籍謄本」ですが、場合によっては「戸籍抄本」でも手続きが可能な場合があります。

この二つの違いは、「謄本」が原本の内容の全てが写してあるもので、それに対して、「抄本」は、原本の一部を抜粋して写してあるものになります。

また、「謄本」は戸籍に入っている人の全てが載っているのですが、「抄本」は一個人の事項のみが載っているという違いでもあります。

そのため、戸籍謄本は「全部事項証明」、戸籍抄本は「個人事項証明」という事になります。

戸籍に書かれている内容は?

戸籍謄本は誰でも取得できる?本人以外は委任状が必要なの?

戸籍謄本は個人情報です。

簡単に誰でも取得できてしまうと悪用される恐れがあるため、その取得範囲は以下のように定められています。

取得できる範囲外の人がどうしても戸籍謄本を取得する必要がある場合は「委任状」があれば取得する事が可能です。

改製原戸籍とは?

「改製原戸籍」とは、書き換えが行われた一つ前の戸籍を指します。

日本では戸籍法の改正が行われる度に、戸籍の様式などが変わります。

その度に、新しく書き換えられるのですが、様式が変わる以前の戸籍を「改製原戸籍」と言います。

実は、戸籍法の改正によって書き換えられた新しい戸籍には、「死亡」や「離婚」などの理由によって除籍になった事項は省略されてしまいます。

除籍謄本とは?

「除籍謄本」とは、在籍している人が誰一人いなくなってしまった戸籍の事です。

結婚や離婚、死亡など様々な理由によって、戸籍に誰もいなくなった場合、除籍という名前の戸籍となるのです。

相続する際に必要な書類

被相続人の出生から死亡までの戸籍が必要になるのですが、その場合ほとんどの方が、この三種類の戸籍が必要になります。

実際に死亡の事実が記載されている戸籍は「戸籍謄本・抄本」と「除籍謄本」です。

また、現在の一つ前の戸籍が必要になるのですが、その際には「改製原戸籍」が必要となるわけです。

被相続人の戸籍が揃った時点で、相続人が誰であるかの確認が必要になります。

戸籍謄本や戸籍抄本、除籍謄本の交付費用は?

・戸籍謄本、戸籍抄本の交付: 1通 450円
・除籍謄本、除籍抄本の交付: 1通 750円

代襲相続の場合は要注意!

ここで押さえておきたい事項として、「代襲相続」の存在です。

被相続人にとって、子供にあたる相続人がすでに死亡している場合、その相続人の子供が相続人になります。

つまり、被相続人にとってはお孫さんにあたる方が「代襲相続」によって相続人となります。

その場合、すでに死亡している相続人の出生からの戸籍が必要です。

その相続人の子供にあたる全ての人が相続人になり得るため、相続人全員を確定させるためには、必要不可欠な戸籍になります。

相続する際、全ての相続人を把握する必要がある!

相続の際には、相続人を全て把握できなければ手続きを進める事ができません。

一つでも書類が不足していると、「相続人が特定できない」という理由で、相続の手続きが滞ってしまう事もしばしばあります。

まずはきちんと相続人を確認し、書類を不足なく揃えるようにしましょう。

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